A-trace
ありさOfficeが発売しているデータ記録型GPS装置。すこし大きめですがかなり高性能です。
多くの探偵社が使用しているのは、リアルタイムに検索が可能なタイプの機械です。これには某社の端末を改造してバッテリーの持ちを3倍超えにしたり、感度を上げたりされたものが多く使われています。これらの機材のメリットは何よりも知りたいときにその位置を知ることができることにあります。少し探偵の話からはずれますが、これとよくにた例で緊急時に捜査事項照会などによって携帯電話の持ち主の居場所の確認がされることがあります。私が過去に見た例では、その場所から例えば12時から2時の方角600m四方に何時何分にいたと記録が結果として提供されていました。おかげで、その人間がその周辺にいたであろうことがわかったわけです。
しかし、デメリットもあります。先ほどの例からもわかるように探偵が使用する機材でも50~500m超えの誤差がでることがままあります。これでは探すのに一苦労します。また、多くの探偵が使用するリアルタイム型の機材の場合1回の検索毎に費用がかかることが多くコストがかさむことも無視できません。
さて、このA-traceは、リアルタイムにその場所を知ることはできませんが70時間から80時間(ほぼ3日半)の間その位置を記録し続けます。随時設定した間隔毎(数秒~)の単位でその緯度・軽度を記録していきます。その場所はかなり正確でほとんど誤差はないと言っても過言ではありません。つまり、相手の動きが全くわからないときにこれをつけておけば、その道のりからすべて把握することができます。検索毎の費用もかからないので、コストの心配は初期の導入時においてのみです。
電池はニッケル水素電池のみの使用です。データの取り出しはXPもしくはVistaによります。なお、地図はGoogleEarthで確認することができるため航空写真などで詳細な地形をしることも可能です。
大きさは、ちょっと大きいです。それから、両面テープなどではとても貼付できないような重量?ですので、磁石を使用できる設置場所を検討しなければならないところがちょっとやっかいです。防水については、Otter製のケースですから水にやられる心配はまずないと思われます。
価格は備品を入れて8万弱。筆者はこの機械を使って、無駄な尾行を繰り返すことによる余計なコストの発生を抑えることができました。